12月15日 芝公民館

舘野恵子 会員

毎日の生活に「笑い」はあるでしょうか?

子どもは無邪気によく笑いますが、大人になると笑いは随分減ってしまうようです。笑ってばかりはいられないという現実があり、様々なストレスを抱えておられる方も多いことと思います。私たちは、人と話したり、一緒に食事をしたりすると笑顔が増えますが、コロナの感染拡大によってそうした機会は減ってしまい、今も様々な注意が必要です。そのような中で、ひとりでも笑顔を忘れずに生活できたらと思います。

健康体操としての『笑いヨガ』を皆さんと一緒に行いました。笑いヨガは、笑いの体操と呼吸法を組み合わせたもので、誰でも出来る簡単な健康法です。私たちは、楽しいことや嬉しいことがあると笑いますが、笑いヨガは冗談やユーモアなどのおもしろいことに関係なく、ただ「笑うという動作をする」だけです。口角を上げるだけで、脳は嬉しいことがあると錯覚し、幸せホルモンが分泌されます。おかしくて楽しくて笑っても、体操として笑っても、同じ健康効果を得ることが出来るのです。心と身体はつながっています。

それでは、1つ笑いの体操をやってみましょう。『歯磨き笑い』です。くちびるを横に開き「イヒヒヒヒ」、大きく口を開き「アハハハハ」。手に歯ブラシを持ったつもりで、歯磨きの動作をしながら笑います。もう一方の手でも、やってみてください。ご自宅でも、鏡を見ながら笑ってくださいとお勧めしました。他に、リラックス効果のあるゆっくりと深い呼吸、元気で前向きな言葉とポーズも行いました。前向きな言葉は、心を明るくします。

笑顔で良き新年をお迎えいただけたらと思います。