4月20日 芝公民館

中村勇 会員

ストレスの難しさは個人差が大きいことでありましょう。私たちは日常さまざまなストレスに晒されています。

暑さ・寒さ等の物理的ストレッサー、コロナのような生物的ストレッサーなど。ただ、私たちが日常の中でストレスとして捉えているのは社会的ストレッサー、人間関係となりましょう。であるならば、その大部分は自分でコントロールできるものなのだと捉えることも大切ではないか。

そのためには、そのストレスに根拠はありますか、人との対話は取れていますか、自分の感情に気づいていますか、が必要になるのではないか。自分をコントロールする手段として「認知・対話・調整」を例に話を進めました。

先ず認知、

これは物事をどう捉えるか。例えば自分から明るく挨拶を投げかけた。しかし、相手からは返事がない。この時我々の心にはどのような思いが過るか?(不安・怒り・労り)どれが自分にとってストレスが小さいか、答えを言うまでもないでしょう。

二番目、対話です。

一方的に自分の考えだけを相手にぶつけ、相手を軽視する攻撃タイプ。相手も自分も大事にするアサーションタイプ。最も危険な非主張タイプ、自分より相手を優先、当然ストレスが溜る危険なタイプ。

三番目は調整、

先ず怒りには6秒ルールというものがある。怒りというものは瞬間湯沸かし器のようなもの、少し間を置くことでその怒りが許せる範囲のものならば、敢えて人間関係を悪くする必要がないのでは、というもの。

二つ目は、一人で抱え込まない。これは、話す=放つに繋がり、心を開放することで救われる。

三つ目、人を褒める。人は褒められることで成長し、褒めた方も成長する。

そして最後に私の思いとして付け加えたのが「ありがとう」いう言葉を日常化してくださいという事で締めました。