6月7日 西公民館
中村 勇 会員
レポートも2回目となりますので、総論というより焦点を絞って書きます。趣旨は人間関係に於けるストレスの対処法を述べます。
一番目、「認知」です。これは物事を自分の中でどう捉えるかです。例えばご近所さんで、此方から明るく挨拶をしたが、相手から返事がない。こんな時、どう捉えるか?「自分に非があったのではないか」という不安。「こっちが挨拶しているのだから返事くらいしろ」これ怒りです。「此方に気が付かなかったのかな」これ労りです。自分にとってどの捉え方が最もストレスが小さく済むのかです。
二番目、対話です。これにも3つほどあるようで、「攻撃タイプ・非主張タイプ・アサーションタイプ」最も危険なタイプが非主張タイプとなりましょう。自分より相手を優先してしまうことで、自分を我慢させてしまう。当然欲求不満が溜り、様々な弊害を生みます。
三番目、調整です。ここでポイントとなるのが、怒りに対する「6秒ルール」というもの。怒りを感じた時、すぐに言葉や態度に出すのではなく、少し待ってみる。それによりその怒りが自分にとって許せるものか、であるなら敢えて怒って人間関係を悪くすることもないのでは、言う捉え方。許せないものであるなら、少し相手の立場に寄り添ってみることにより、「あっ、そうか、そう言う考え方もあるよね」と、何か新しいことへの気づきがあるかもしれない、という捉え方。
そして最後に私からの提言として「ありがとう」言う言葉が家庭内でも飛び交うような生活を作ってください。という事で講演を締めました。