6月15日 芝公民館

6月20日 戸塚西公民館

田村欣也 会員

まず初めに、大事なことは身体の調子がおかしいと思ったら、ためらわず医者に診てもらうこと、そして絶対転ばない事と申し上げました。

長生きの人はだいたい同じ時刻に起き、朝食を食べます。9万人以上いる百寿者の内、朝食を食べない人はたった3%です。そして、3食きちんと食べましょう。

そして涼しい時間に歩くなどの自分に合った無理のない運動をしましょう。できるだけ歩幅を広く、良い姿勢を保ちながらです。その際友人と一緒も良いですね。人付き合いも大切で、寿命は友人の数によって決まるといいますから。

梅雨に入りましたので、熱中症について話しました。梅雨の晴れ間や梅雨明け直後の”第一熱波”の際に熱中症を発症する危険が大きいからです。

十分な睡眠と水分の補給。風通しの良い衣服で過ごし、お出かけの際は日傘と水を持つなど注意すべき事がらをいくつか挙げました。そしてできれば5月から体を暑さになれさせることが大切です。これを「暑熱順化」と言います。体温があまり上がらなくとも、早めにさらさらした汗をかき始めます。ですから汗は蒸発しやすく体温を早く下げてくれます。

そして、水分の補給については、「早めに、こまめに、一回一口」の標語の最後に「もう一杯」を付け加えました。

睡眠は疲労を取る唯一の手段です。良い睡眠のためには夕方の適度な運動と就寝2時間ほど前の温めの入浴をあげました。この二つの方法はいったん深部体温を上げますがその後深部体温は運動や入浴の前より下がり、寝つきやすくなるというものです。