7月19日 中央ふれあい館

中鉢 芳子 会員

冒頭「睡眠は個性です。他人の睡眠を参考にしても、比較はしないで下さい」と伝え、その根拠を大谷翔平さんのロングスリーパー、明石家さんまさんのショートスリーパーなど、身近な人物を紹介しながら「体内時計」「DNA」の説明をいたしました。

レジメ1「睡眠障害」とレジメ2「睡眠リズムと睡眠の質」は同時進行で、参考症例を交えて講演しました。睡眠は現代科学の中で「研究中である」「そう考えられている」と言う記述が多い事もお伝えし、皆さんの「心の持ち方」が睡眠障害に「深く影響している現実」もお伝えしました。

【入眠障害】は改善できる事を伝え、「床上時間を見直す」「光による生活のメリハリをつける」「光と睡眠の関わり」を説明し乍ら、同時に「さいたま市健康ナビの自筆原稿資料」を見て頂き、入眠障害改善のために「朝陽が大切」とお伝えしました。

【中途覚醒】の原因は、寝返りや夜間頻尿になりますが、徳川家康辞世の句をお伝えし、「気持ちの切り替えが悩み回避」と講演しました。

【早期覚醒】は、寝酒が原因の人は、アルコールの代謝作用をお伝えし、他にも中途覚醒後に寝付けなくなる人に見受けられる性格に触れ「メモ帳を」お勧めしました。

【熟眠障害】は、「3つのタイプのいびきの話」と治療の必要性をお伝えし、前半の認知症講演にかぶせました。

最後にレジメ3「不思議な夢の世界」では ①古代の思想から神様のお告げ説から「松平清康の是の字寺」の話をし ②中世のフロイト思想が睡眠学の変革をし、現在でもユンクの夢占いは活きている話 ③近世の脳波解析による科学的分析における夢のコントロール実現の話 ④悪夢障害ではコロナ禍で受診者数が3倍に増えた対策として「マイナス生活の推奨」を。

まとめは縁起良い初夢に話題を変え「1富士 2タカ 3 なずび 4扇 5 タバコ 6座頭」で締めました。