8月16日 中央ふれあい館

山本恵子 会員 

レジメ1~3に沿って講演しました。

〈ヨーガの変遷〉 ヨーガはインド発祥です。

紀元前2300年~2500年頃に遡ります。インダス川流域モヘンジョダロの遺跡で蓮華座の姿で瞑想している印章が発見されたことから当時ヨーガの修行が行われていたと推測されます。

紀元後、瞑想のヨーガに呼吸法とポーズを取り入れた ハタヨーガが誕生しました。ハタヨーガが1970年代 にインドから日本に伝わり現在に至るまでの経緯・ヨーガの語源等お話しました。

〈良い呼吸とは〉

「人は オギャーと産声をあげて 最期は安らかに息を引き取ります」この時はどちらも息を吐いています。呼吸法を行うときは肺の空気を完全に押し出すように深く息を吐きます。肺の空気の出し入れは 横隔膜の上下運動によって行われるので、実際に横隔膜に手を当て呼吸法の実践を行いました。

〈ヨーガ〉の基本

調身・調息・調心 の三位一体です。

〇腕を伸ばす時肩甲骨を意識するとより伸びる

〇倒すときは息を吐きながらやると楽にできる

〇ポーズは呼吸に合わせるとより運動効果が高まる

これらのことを踏まえて『肩・頸・肩甲骨』を動かして血流をうながしました。椅子に座ってのポーズは日常生活では動かすことの少ない体側を息を吐きながら倒していきました。

最後合掌の挨拶では場の空気が一つになり和やかに終了させていただきました。