9月12日 戸塚西公民館

舘野恵子 会員

毎日の生活に「笑い」はあるでしょうか。子どもは無邪気によく笑いますが、大人になると笑いは随分減ってしまうようです。悩み事・心配事がたくさんあって、笑ってなんかいられないという状況もあるでしょう。でも「泣いて暮らすも一生、笑って暮らすも一生」です。ぜひ毎日の生活に笑いを取り入れていただきたいと思います。

健康体操としての笑いヨガは、無理に笑おうとする必要はありません。口角を上げると笑顔になります。笑顔になると脳は嬉しいことがあると思い、幸せホルモンが分泌されます。笑いは伝染しますので、笑顔は広がっていきます。そして本当に楽しくて笑っても、体操として笑うという動作をするだけであっても、健康効果は同じなのです。

笑いヨガの中で繰り返される「ホッホハハハ、ホッホハハハ、ホッホハハハ、イエーイ、いいぞ いいぞ イエーイ、いいぞ いいぞ イエーイ」という前向きな言葉や掛け声は、心を楽しく明るくします。笑いは血流が良くなり、ストレスをやわらげるのです。また、ゆっくりと深い呼吸はリラックス効果があります。長く続くマスク生活で、呼吸が浅くなっていると言われています。ゆっくり息を吐いて、鼻から空気をいっぱい体の中に取り入れました。

当日は10種類の笑いの体操を実践しました。「そうじ笑い」は、掃除機をかける姿勢で、またはモップをかける姿勢で ハッハッハッ、ホホホ、イヒヒ と笑いました。「窓ふき笑い」は、右手で、左手で、そして両手で窓ふきの姿勢をしながら ハッハッハッ と笑いました。

「笑う門には福来る」と言います。おうちで一人でも、お掃除をしながら、歯磨きをしながら笑ってください。日々の生活の中で笑顔を忘れずに、お元気でお過ごしいただけたらと思います。