10月18日 中央ふれあい館
藤本美枝 会員
暑かった夏も終わりずいぶん涼しくなってきました。今から温活の習慣を身につけてこれから来る本格的な冬に備えましょう。温活とは体温を適正な温度まで上げること、そして適正な体温を維持する活動のことを言います。適正体温とは36.5℃~37℃です。
皆さんはご自分の平熱が何度かご存じでしょうか?まずは平熱を36.5℃まで上げることを目標にしましょう。体が冷えると血流が滞ります。その結果代謝が悪くなり、自律神経も乱れ、老廃物も蓄積されます。また免疫機能も低下し、後々重大な病気の要因にもなります。冷えの原因は、運動不足や食生活の変化、住環境の変化やストレスなど様々です。
そこで、体を中からと外から温めるポイントをお伝えします。中から温めるポイント①体を動かす。有酸素運動と筋トレを組み合わせて体を動かすようにしましょう。②食事で体を温める。まずはバランス良く色々な食材を食べて下さい。その上で、温かいものを食べる、発酵食品を摂る、体を温める食材を選ぶなど意識してみてください。③リラックスする。ストレスを感じる時間を短くしましょう。
そして体を外から温めるポイント①適切にエアコンを使う。湿度も測れる温度計を使い、快適な温度と湿度のバランスにしましょう。冬のインフルエンザウィルスなどは乾燥を好みます。加湿器などを使い湿度も適切に調節して下さい。②衣服で体を保温する。温めると効果的な場所は、首と付く場所(首、手首、足首)、お腹、腰です。カーディガンや腹巻きなどで体を冷やさないようにしましょう。③ゆっくり湯船に浸かる。湯船に浸かることでリラックスできますし、スムーズに眠りにつくことができます。ただ急激な温度変化によって起こるヒートショックは冬のお風呂で多く発生します。浴室を暖めておく、入浴前に水を飲んでおくなど工夫をして十分注意をして下さい。
出来ることからコツコツと行い、平熱を上げてポカポカの体で冬を迎えましょう。