1月16日 戸塚西公民館

小林生央 会員 

生活習慣により健康が損なわれることがあります。生活習慣というものがどのようにできるでしょうか。脳にある固定観念、凝り固まった考え方の枠組みが誤った選択をしてしまうので、良くない生活習慣ができてしまうと考えられます。

動物だったら目の前に敵が現れると、戦うか逃げるかを瞬時に判断して行動に移します。動物的な直感を大事にすることが役立つかもしれません。

今日は「感じる」と「考える」ということをテーマにお話しします。

1 考えるのは頭ですね。では、どこで感じますか?

見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触る。五感は体の表面にある感覚器官です。胃がキリキリしたり、心臓がどきどきしたりというように内臓でも感じます。筋肉でも感じます。体を動かすときには伸びる筋肉と縮む筋肉があります。筋肉がどれだけ縮んだか、伸びたかを感じる部分が筋肉のあちらこちらにあります。

手には5万個もの受容器という感覚器官があるといわれます。それらの感覚器官がしっかり感じているので、手の指が細かい動きをすることができます。細かな感覚器官が脳とやりとりして細かな指の動きを実現しています。指の動きが脳の活性化と深くつながっているということでもあります。

2 今日は、わらべうたで指遊びをしましょう。ながら運動が脳の活性化に役立つと言われます。

一曲目は「子どもと子どもが喧嘩して」二曲目は「いわしのひらき」です。

3 運動選手の場合は、野球選手のバッターボックスに入る動作、ラグビー選手のゴールキックの直前の動作、相撲力士の四股など、特定の動作をすることで最大のパワーを発揮します。

私たちも健康な時のことをおぼえておく身体の動作を決めて、それをすることで健康な状態を取り戻す。そんな動作を一人一人が持てたらよいですね。