2月15日 芝公民館

 髙橋 潔 会員

冒頭、朝食はとりましたか。ウオ-キングをしていますか。の問いかけに即、「はい」の返事が来ました。反応は良いです。そこで本題に入りました。

「食事をすることは生きていく為に欠かせないことです。食事ほど元気に関わる大切なことはありません。」からスライドを使っての講演です。

先ず、美味しい感覚は脳のド-パミン分泌を増加させ幸せを感じさせてくれます。「見た目の美しさ、舌触り、香り、味、音」と五感の全てを使って無意識に判断しているので五感を刺激することが脳の活性化にも繋がります。

続いて下記についての説明をしました。

  • 高齢者の栄養摂取のための工夫
  • 10の食材 目標は7つ以上

東京都健康長寿医療センター研究所健康寿命ガイドライン策定委員会作成の合い言葉「さあにぎやか(に)いただく」について具体的な例を挙げて説明しました。

  • こ食のリスク 9つのこ食について「孤・個・固・小・濃・粉・子・戸・虚」のそれぞれの具体的な説明です。こ食が進むといろいろなリスクが生じます。(欠食・肥満・低栄養・うつ等)

それではどうすれば良いかについては今後の大きな問題ですが特に高齢者の「孤食→共食」の問題を何とか解決して、「共食」を楽しもうの考えを説明しました。

家族や友人と会話をしながら食事を楽しんでください。外食や食事会などに参加することも食欲増進に繋がります。また、地域での交流の場づくりに進んで参加しましょう。

最後に一言。「兎に角、食事をする楽しさと大切さを自覚する生活を目指しましょう。」で講演を終わりました。